平塚のテレビ局・ラジオ局でアナウンサーになってみよう!

コラム

2023年1月22日に開催された「平塚のテレビ局・ラジオ局でアナウンサーになってみよう!」についてお伝えします。
平塚市内のテレビ局のSCN(湘南ケーブルネットワーク)さんとラジオ局のFM湘南ナパサ(湘南平塚コミュニティ放送)さんにご協力いただき、スタジオ見学・アナウンサー体験を実施しました。
まずはSCNの会議室へ集合し、村上アナウンサーから今日の流れをご説明いただきます。

村上アナウンサーの案内で、実際に収録に使うスタジオを見学させてもらいます。
「見たことある~!」と、いつもテレビで見ている景色の裏側に、お母さんたちも思わずテンションがあがっちゃいます。笑
ここで自分たちも収録すると聞いて、子どもたちはちょっと緊張の面持ちです。

再び会議室に戻り、ナレーション原稿づくり。
湘南ひらつか七夕まつり・平塚市総合公園・湘南平・平塚八幡宮のそれぞれの担当に分かれ、原稿を考えていきます。
あらかじめ用意されたベースの文章に、自分の好きなところやそこへ行った経験の話を加えて、自分のことばで話せるようにします。

今回の体験では子どもだけではなく、お父さんお母さんも一緒にアナウンサー体験をします!
読むパートを分けたり、どんな思い出があったか一緒に思い出したり。
親子で協力しながら進めます。

原稿ができたら、次は読む練習!
太田アナウンサーと一緒に発声練習です。
あ・え・い・う・え・お・あ・お……、太田アナウンサーみたいに大きな声を出すのはまだ少し恥ずかしいかな?
ポイントは大きな口を開けること!
おそるおそる真似して、みんなも徐々に大きな声が出るようになりました。

発声練習を進めていると、、あれ??読み方のわからないひらがなが。
一旦発声練習をストップして、村上アナウンサーから解説の時間です。

「かきくけこ」に半濁音のマルが付いたような文字は、「鼻濁音」を示していて、
文章中に出てくる「がぎぐげご」を滑らかに発音するときの音です。
「んが」のように、前に「ん」を付けて言ってみるとそれっぽくなります。
ぜひ声を出して発音してみましょう!

いよいよ収録本番。
スタジオに移動し、一組ずつ撮っていきます。
村上アナウンサーの「5秒前、4、3、(2)、(1)、(どうぞ!)」の合図で話し始めます。
やっぱり緊張して早口になってしまったり、原稿ばかり見てしまったりします……。
アナウンサーのお仕事がとっても難しいことがわかりますね。

けれど、一度リハーサルで直すポイントを教えてもらうと、みんなしっかり修正して本番に臨めていました!すごい!

すべての組の収録が終わり、お次はナパサさんへ移動です!

この機械でラジオ放送が管理されています。
モニターでは放送する音源や時間が記載されていたのですが、思っていたよりもずっと細かくてびっくりです…!

めったに入れないMNビルの屋上へ。
さあ、この中でナパサの送信アンテナはどーれだ!?
あれかな?これかな?みんなで指さしているとすぐに正解者がでました笑
正解は、写真一番奥の一番大きなアンテナ。
この大きなアンテナが、平塚市内全域と市外一部の地域へラジオの音を届けているんですね。

災害時にも早く正しく情報を届けるため、様々なリスクに備えていることを教えていただきました。
屋上からの貴重な風景も堪能できました!
ここから見える範囲(海も!)は全部ラジオの電波が届くところだと思っていいそうです。

最後は、平塚八幡宮までお散歩!
なんと、さっきSCNで撮った自分の声がラジオから聞こえる!?
実は収録時にナパサの方も同席していて、撮った音声をその日のうちにラジオで放送してもらいました。
自分の声を聞くことに慣れなくて照れながらも、みんなニコニコでラジオに耳を傾けていました。

ラジオから聞けるのは音声だけでしたが、SCNさんで撮影した映像は後日参加者のみんなのおうちへ届きます。
テレビ局のスタジオで収録してラジオで放送された今日の経験はきっと一生の思い出になりますね!
ご参加いただきありがとうございました。